酒モン ゲットだぜ!!

  酒を飲んでいて遭遇・捕獲した酔っぱらいのモンスター達、略して「酒モン」について綴っていくブログ

酒を飲んでいて遭遇したモンスター達について綴っていくブログです。 長編・短編・色々とございます。

水道料金を徴収するおっさん

今回は短編です。

堂島(大阪市北区)にたまに行く店がある。

そこの常連さんで、背は低いのに、

顔はノッポさんに似ている

おっさんがいるのだが、

そのおっさんが今回捕獲した

酒モン(酒を飲んでて遭遇したモンスター)

である。

 

ある日、おっさんと席が隣り合わせになり、

初めて話をすることになった。

そのおっさんは長年、

水道料金の徴収の仕事をしていたそうだが、

何ヶ月も滞納する人もいるらしい。

そんな滞納している人のところに

徴収に行った時、年に一人くらい、

「水に流してください」

と言う人がいるそうだ。

以上。

 

え? さすがに短い?

しかもあんまり面白くない?

じゃあ、もう少し

そのおっさんのエピソードを追加します。

 

この後、無性にお腹が減ってきた僕は、

カレーうどんでも食いに行ったろかしらん、

と思って、おあいそしようとすると、

おっさんは

「もう帰るの?」

と寂しそうな目で聞いてきた。

お腹がすいたので、カレーうどんでも

食べに行こうと思って、と言うと、

おっさんは、

「一緒に行こかな。そこのカレーうどんって、

 味噌バター味?」

と、これまでのカレーの概念を

全く無視した質問をしてきた。

いや、まぁ、カレー味ですよ、

と困りながら答えると、おっさんは

「じゃあ、やめとくわ」

と即答した。

 

あれ? 頑張って続けたのに、

そんなに面白くない・・・。

 

今回捕獲した酒モン

・迷走タイプ

・レア度・・・☆ 

一喝するおっさん

今回はホームグラウンドである

淡路(大阪市東淀川区)で捕獲した

酒モン(酒を飲んでて遭遇したモンスター)

の話である。

 

その日、僕はよく行くお店で、

いつものように常連さんたちと

とりとめもない話をしながら飲んでいた。

その時、店内のテレビでは

トーク番組が流れていたのだが、

たまたま番組内で

アントニオ猪木の話題になり、

みんなが一斉にテレビに目をやった。

 

飲んでいる時に、店内のテレビの内容から

それに関連する様々な話題に流れていくのは

「居酒屋あるある」なのだが、

この日はなぜか、

ここから「プロレスの話」ではなく、

「カタカナ + 名字」という話になった。

 

まず、あるおっさんが

「昔は、アントニオ猪木とか

 ジャイアント馬場とか、

    カタカナと名字を組み合わせた

 リングネームが多かったな。」

と言い出し、

「たしかにそうやな。

    そういえばピストン堀口っていう

    ボクサーがいたなぁ。」

と別のおっさんが呼応し、

そこからこの話が盛り上がりはじめた。

そして、

ファイティング原田は強かったな。」

ストロング小林とか、

    昔、テレビで見てたなぁ。」

ガッツ石松は人気あったな。」

マッハ文朱って女子プロレスラーもいた。」

などと、この話題で盛り上がって

いたのだが、あるおっさんが

マイケル富岡、最近見いひんな。」

 と言いだしたあたりから、

「カタカナ + 名字」の定義が

どんどんおかしくなっていった。

 

チャールズ皇太子って

    まだ生きてるんかな?」

と、あるおっさんが言いだしたのを皮切りに

サンライズ出雲に一回乗りたいねん。」

ラーメン二郎って、量がすごいらしいで。」

スケバン刑事も同じパターンや。」

などと、片仮名の後に漢字が続く言葉の

出し合いをする大喜利のようになっていった。

 

そして、あるおっさんが満面の笑みで

ブルーライト横浜もそうや!」

と嬉しそうに言ったのだが、

別のおっさんが

ブルーライトヨコハマは全部カタカナや!

    みんなルール通りにやってるんやから、

    お前もちゃんとルールを守れ!」

と、

「なんでそんなに怒るんや?」と

いうくらいの怖い声で一喝した。

その後、みんなのテンションは落ち着き、

この話は収束し、別の話題になった。

 

実は、僕は次に

ホテルニューアワジ」と

言おうと思っていた。

あとでスマホで調べたら全部カタカナやった。

危なかった。怒られるとこやった。

 

今回捕獲した酒モン

・高揚タイプ

・レア度・・・☆☆☆

ミュージカルのおっさん達

今回は上新庄大阪市東淀川区)で捕獲した

酒モン(酒を飲んでて遭遇したモンスター)

の話である。

 

上新庄は近くに大きな大学や高校があり、

朝夕の通学の時間帯には若い子で

なかなかに賑やかな街だが、

駅の周りにはいくつかの古い商店街があり、

地元のおっさんしか行かないであろう

飲み屋がたくさんある街だ。

その飲み屋の中で、

定期的にパトロールをしている店が

何軒かあるのだが、

そのうちの一つの店で飲んでいる時の話だ。

 

その店は立ち飲み屋で、

特に変わった料理があるとかではないのだが、

店の雰囲気とママの性格が

素晴らしく良いので、

思わず通ってしまう店だった。

 

その日、僕はビールと干物で

飲んでいたのだが、

酔っぱらって、立っているのもキツそうな、

左隣で飲んでいるおっさんが話し掛けてきた。

おっさんは、自宅は阪急電車に乗って、

1つ京都寄りの相川という駅なのだが、

この辺りに職場があって、

帰りに一杯ひっかけてるのだと言う。

その話を聞いていた、完全に泥酔して、

立っているのが奇跡のような右隣のおっさんが

そこに食いついてきた。

「え? おたく、職場が上新庄で、

    家が相川ですか?  奇遇やなぁ、

    わしは生まれが神戸で、

 上新庄には今日初めて来ましてん。」

と、全く奇遇でもない、

無関係のことを言い出した。

そして僕に

「兄ちゃんはどこの生まれ?」

と聞いてきたので、京都です、と答えると、

「そうなんや! 電車で行けるとこやん!

 兄ちゃん、大したもんやなぁ。」

と訳の分からないことで褒めてくれた。

 

そうこうしているうちに、

店は閉店の時間を迎えた。

僕が会計を済ませて帰ろうとすると、

 左にいたおっさんが、

「兄ちゃん、駅まで一緒に帰ろうや。」

 と言い出し、

右にいたおっさんも

「そやそや。兄ちゃん酔ってるから、

 一人で帰らすの心配や。」

と、これ以上の

「人の振り見て我が振り直せ」が

この世にあるのか?というレベルのことを

言い出した。

 

まぁ、二人とも陽気なおっさん達だったので、

一緒に駅まで帰ることに異存はなく、

店を出て、三人で駅に向かうことになった。

駅へ向かう道中も、なぜか僕が真ん中、

左側に左隣のおっさん、

右側に右隣のおっさんという

店内と同じ並びで歩いていたのだが、

まず右側のおっさんが、

「涼しいし、ええ気持ちやなぁ。」

と言って、河島英五の「時代おくれ」を

歌いだした。

 そして、「時代おくれ」のサビが

来ようとした時、左側のおっさんが、

「今日はよう飲んだなぁ。」

と言って、細川たかしの「矢切の渡し」を

歌いだした。

そこで奇跡が起きた。

 

右「目立た~ぬよ~うに~」 

左「つれて~逃げて~よ~」

右「はしゃが~ぬよ~うに~」

左「ついて~おいで~よ~」

 

別々の、全然違う歌なのに 

「目立たぬように連れてにげてよ」

「はしゃがぬようについておいでよ」 

と、なんか意味が通じたのだ。

右側のおっさんと左側のおっさんは

お互いの声が聞こえていないので、

この奇跡のミュージカルを聞いたのは

世界で僕だけだ。

 

駅でおっさんたちと別れた後、

僕はこの奇跡に出会えた喜びをかみしめ、

「ミュージカルの原点を見た!!」と感激し、

すごく上機嫌で、神様に感謝しつつ、

帰宅した。

 

翌朝、起きてから改めて考えたら 、

「ミュージカルの原点」でも

なんでもないことに気付いた。

 

今回捕獲した酒モン

・高揚タイプ

・レア度・・・☆☆☆☆ 

ツーショットのおばはん

今回は垂水(神戸市垂水区)で遭遇した

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

の話だ。

 

その日、神戸での仕事が17時半くらいに

終わったので、新開地か板宿で飲んでから

大阪に帰ろうかしらん、と考えたのだが、

久しぶりに垂水で飲もうと思い立ち、

電車に乗り、JR垂水駅までやって来た。

 

垂水駅の辺りには古い商店街があり、

商店街の近辺はもちろん、

商店街周辺の迷路のように入り組んだ

狭い道にも飲み屋があり、

飲みながら探検するのが面白い街である。

僕はまず一軒目に、ある居酒屋に入った。

ここは昔、謝罪会見をする前の長髪時代の

佐村河内守にそっくりなおっさんに

話し掛けられた店だ。

佐村河内はなぜか、僕のことを

隣の駅にある寿司屋の店主だと

勘違いしていて、

その寿司屋の常連さんの悪口を

延々と聞かされたという淡い思い出がある。

いや、全く淡くはないねんけど。

 

その思い出の店に久しぶりに行ったのだが、

まだ早い時間なので、店内ではおばはんが

一人飲んでいるだけで、

他のお客さんはいなかった。

おばはんは7つくらいあるカウンター席の

左端で飲んでいたので、

僕は逆の右端の席に座ろうとした。

するとおばはんはいきなり、

「ここに座って、こっちで飲んだら?

 一人で飲んでても面白くないでしょ?」

と自分の隣の席に座るように促した。

このパターンは面白くならないはずが

ないので、僕はおばはんの隣に座り、

ビールと串カツを注文した。

おばはんはすでにチューハイを

何杯か飲んでいて、

テンションがめっちゃ高かった。

おばはん曰く、おばはんは高名な占い師で、

政財界や芸能界の様々な大物の

アドバイザーをしているらしい。

占いがものすごく当たるので、

テレビ局からのオファーも

毎日のようにあるのだが、

大物達の影のアドバイザーをしているので、

表には出られないというのだ。

にわかには信じられない話なので、

僕が疑いの眼差しを向けていると

おばはんは

「証拠を見せてあげようか?」

と言い出した。

証拠があるんですか?

と僕が言うと、おばはんはスマホを取り出し、

僕に画面を見せた。

そこには阪神の元監督 星野仙一氏との

ツーショット写真があった。

おばはんは、

「星野さんは若い頃から

    私が占ってあげてるの。

    阪神の監督時代も

    選手起用とかよくアドバイスしてたし。」

と得意気に言う。

写真を見せられたので、一瞬、

え? ホンマやったん?

と思ったが、その写真をよく見ると、

どう見てもファン感謝デー的な時に

撮った写真っぽかった。

どうも怪しいと思った僕は、

他に誰のアドバイザーをしてるんですか?と

聞いた。するとおばはんはまたスマホを触り、

演歌の大御所  北島三郎氏との

ツーショット写真を見せてきた。

おばはんは

「サブちゃんにはね、

    曲のタイトルをどうするかの

 アドバイスをしてあげてたの。

 ヘイヘイホーってタイトルも

    私が付けたからヒットしたのよ。」

と、さらに得意気になって言う。

だがこの写真も、めちゃくちゃ古い上に、

コンサート会場のロビーみたいなところで

撮った写真で、コンサート会場に行ったら

ロビーに偶然サブちゃんがいたので

写真をお願いした、という感じの写真だった。

そもそも「ヘイヘイホー」は

曲名とちゃうし・・・。

絶対にこいつは偽物だと思ったが、

このやり取りが面白くなってきていた僕は

他には誰なんですか?とさらに聞いてみた。

すると今度は小泉元首相の写真を見せてきた。

しかしこの写真がひどかった。

道端におばはんが立っていて、

そのおばはんのはるか後ろに

選挙カーの上に立つ小泉元首相が写っている。

完全に、演説に来た小泉元首相を

たまたま見つけて撮った写真だ。

 

面白くなってきた僕は、

おばはんを引っ掛けてやろうと、

あることを思いついた。

昔、創作落語台本の賞をいただいた時の

表彰式で、某落語協会の某会長に、

一緒に撮ってもらった写真があったので、

それをおばはんに見せることにしたのだ。

僕はおばはんに、

「実は僕も占い師なんですよ。

 この人のアドバイザーをしています。」

と言って、その落語協会会長との

ツーショット写真を見せた。

おばはんは、

「えーっ!」

とホンマに驚き、その後、

「お兄さん、あなたすごい占い師なのね。」

と、急に僕のことを

尊敬のまなざしで見てきた。

だが、最後に一言、おばはんはこう言った。

 

「でも、あなた、

    ちゃんとアドバイスしてあげてる?

 この人、不倫のスキャンダルとか、

 めっちゃ出てるじゃないの?

 あなたのアドバイスが悪いんじゃないの?」

 

え~っと・・・、

この話、書いて大丈夫やった?

俺、今後の仕事、大丈夫?

 

今回捕獲した酒モン

・虚言タイプ

・レア度・・・☆☆☆

 

※ちなみに今回捕獲した酒モンですが、

   新たに作った「虚言タイプ」という

   タイプに分類することにしました。

 

 

 

 

 

酒モンの分類について 〜最新版〜

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

について綴っているこのブログですが、

現在、酒モン公式ルールブックに基づき、

捕獲した酒モンを

「忘却タイプ」「迷走タイプ」「悲哀タイプ」

「誤解タイプ」「高揚タイプ」「憤慨タイプ」

の6種類のタイプに分類しております。

 

そして今回、新たなタイプとして

「虚言タイプ」というタイプが

酒モン公式ルールブックに追加される

ことになりました。

施行は令和元年5月20日からとなります。

お手数をお掛けいたしますが、

お手元の酒モン捕獲データにも

反映していただくとともに、

今後は、明らかに嘘を付いている酔っ払いは

「虚言タイプ」に分類していただきますよう、

よろしくお願いいたします。

 

俺以外に誰がそんなことやってるねん!

ゆっくり飲みたいおっさん

今回は神戸市兵庫区で遭遇した

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

の話だ。

 

その店は、古い市場の近くにある

カウンターだけの小さなお店で、

手作りのつまみ類がとにかく美味しく、

いつも満員だった。

ある日、その店に行くと、

平日の比較的遅い時間だったからか、

誰もお客さんがいなかった。

僕はカウンターの一番端っこの席に腰かけ、

料理を2つほど頼んで、

1人でビール飲んでいたのだが、

しばらくして、いつもこの店で見かける、

タヌキみたいな感じのおっさんがやってきた。

おっさんとは過去に2回ほど、

本当に挨拶程度だが、

喋ったことがあった。

 

店内には僕しか客がいないので、

開いている席はいっぱいあるのだが、

おっさんはなぜか僕のすぐ隣に座り、

ビールを注文した。

「お兄ちゃん、たまに見かけるな。」

おっさんは、ビールを飲みだすや否や

いきなりこちらに喋り掛けてきた。

 

そうですね、何度かお話ししたこと

ありますよね、と答えるとおっさんは、

「そやったな。たしかお兄ちゃん、

 昔、マイク・ベルナルド

 試合したって言うてたっけ?」

と、全く事実無根の、

名誉棄損レベルのことを言い出した。

いや、もし、マイク・ベルナルド

試合できたらそれは名誉なことなんやけども。

 

それ、僕とちゃいますよ、と答えたが、

おっさんは全く意に介さず、

「お兄ちゃん、九州から、

 歌手になるために出てきたんやっけ?」

「前に、自民党の政治家の人と

    一緒に来てたな?」

「たしか、14人兄弟の一番下やって

    言うてたよな?」

「バタフライでしか泳がれへん

    大西君の友達やったっけ?」

などと、全く僕ではない

誰かの話をし続けてくる。

僕も面倒くさいので、否定はせず、

適当に返事をしながら話をしていた。

 

その後、おっさんは本格的に酔いはじめ、

生い立ちから、現在に至るまでの壮大な話を

3時間以上聞かされた。

そしてようやく、閉店時間になり、

解放されることになったのだが、

おっさんは

「お兄ちゃんとは、一回、

   ゆっくり飲みたいな。」

と言って、去っていった。

 

いや、もう、めっちゃゆっくり飲んだし!

3時間以上も!

普通の人やったら帰ってるで!

あと、バタフライでしか泳がれへん

大西君って誰!?

どんな教え方の水泳教室に行ってたん!?

 

 

今回捕獲した酒モン

・迷走タイプ

・レア度・・・☆☆

稼いでいないおっさん達

今回は西宮市にある商店街の食堂で捕獲した

酒モン(酒を飲んでて遭遇したモンスター)

の話だ。

 

その店はおじいさんがやっている食堂で

昼間から夕方までは学生が

大盛の丼や定食を食べていたりするのだが、

夜は近所のおっさん達が、おかずをつまみに

飲んでいて、遅い時間になると、

店主も一緒になって、テーブル席で

飲んでいるような店だった。

 

僕はその店で、カツ丼とビールを頼み、

上の「カツとじの部分」でビールを飲み、

最後に出汁がビチャビチャに掛かっている

ご飯に七味をかけて食べるのが好きだった。

こんな上品で効率的な食べ方をしている

なんて、いかに僕が上級国民かが

ご理解いただけると思う。

 

その日も、カツ丼とビールで、

店主と常連さんのウダ話を聞きながら

飲んでいると、そこに、いかにも

「今、仕事が終わって、帰ってきました」

みたいな作業服のおっさんが入ってきた。

おっさんは店に入るなり、

大きなため息をつき、ガラスケースに

並べられていたおかずを一つ取り、

瓶ビールを注文した。

 

ナスの煮浸し的なものをつまみに

飲み始めたおっさんは、

ビールを口に含む前、

そしてビールを飲み込むたびに

ため息をついていた。

明らかに何かで悩んでいるようだ。

そして、テーブルの脇に置かれた

ドラえもんアンパンマン

小さなフィギュアを見て、

なんとも味わい深い独り言を言った。

 

「お前ら、2人でいくら稼いでるんや?」

 

おっさんの独り言は

そこそこ大きい声だったので、

みんなに聞こえたようで、

店内が、一瞬静まり返った。

おそらく店内にいた全員が、

自分の生涯賃金の数百倍、

いやそれ以上に稼いでいる

2人の男達のことを考えているのだろう。

2人の男達って言うと、

なんかカッコいいけど、

ドラえもんアンパンマンのことなんやけど。

 

結局、この後、店内の誰もテンションが

上がらず、会話もほとんどないまま、

静かに飲んで、閉店を迎えた。

みんな、ドラえもんアンパンマンに比べて、

明らかに自分の稼ぎが少ないことに、

ショックを受けたようだ。

そして、僕が帰ろうとお愛想をしている時、

店主がこう言った。

 

「みんなが暗くなるから、

   ドラえもんアンパンマンの人形、

   隠しとくわな。」

 

子供に夢を与えてきた2人の男達は

大人の希望を奪う2人の男達だった。

 

なんや、この終わり方!?

 

今回捕獲した酒モン

・悲哀タイプ

・レア度・・・☆☆☆