酒モン ゲットだぜ!!

  酒を飲んでいて遭遇・捕獲した酔っぱらいのモンスター達、略して「酒モン」について綴っていくブログ

酒を飲んでいて遭遇したモンスター達について綴っていくブログです。 長編・短編・色々とございます。

名探偵のおっさん

今回もホームグラウンドの淡路での話。

いつもの店で、よく見るメンバーの人たちと

飲んでいる時に出現した

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

の話だ。

 

その常連のおっさんは店に入ってくるなり、

こう言った。

「この店で飲んでる誰かが逮捕されるで!」

いきなりすごい展開だ。

店内にいた7〜8人の客は

お互いの顔を見合わせる。

名探偵コナン

「真犯人はこの中にいる!」と

言われたのと同じ状況だ。

まぁ、このおっさんはコナンくんと違い、

「見た目はおっさん、頭脳はおっさん」

だけど。

 

おっさんによると、

この店に来る途中の物陰で、

スーツ姿の男2人が

この店の様子を伺っていたのだという。

 

「あれは絶対に張り込みの刑事や!」

おっさんは興奮気味に言う。

スーツの男だからといって、

刑事の張り込みとは限らない、と

おっさんに言っても

あれは絶対に刑事だ、と譲らない。

ある常連さんが、

なんで刑事やと思ったんですか、と聞く。

 

「だって、パン食ってたんやで!

    あれは張り込みや!」

おっさんは、その男の人たちが

刑事だという根拠を示した。

 

張り込み中にパン食うって!

昭和の刑事ドラマや!

それが根拠なんかい!

 

えらく希薄な根拠だ。

店内に変な空気が流れた。

すると、おっさんは、

「だったら、見てこいや!」と

開き直る。

そして、若いから、という

よく分からない理由で

僕が見に行くことになった。

 

店の外に出て、おっさんの言う方向に歩く。

次の曲がり角に人影が見える。

近付くと、学ランの高校生らしき2人が

肉まんを食べていた。

 

おい!  おっさん!

スーツでもないし、パンでもないぞ!

 

店に戻り、高校生が、下校中にダベりながら

肉まんを食べていただけだと告げる。

おっさんは、急に懐から眼鏡を出し、

もう老眼だから、と何度も言い、

「まぁ、誰も逮捕されへんかってんから、

    よしとしよか!」

と訳の分からない締め方をした。

 

今回捕獲した酒モン

・迷走タイプ

・レア度・・・☆☆☆

 

店番させるおっさん 後編

今回も蘇我で捕獲した

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

の話、その後編である。

 

前編のお店で、一仕事終えた僕は、

おっさんがくれた食べかけの焼きそばをつまみに、

気分よくビールを飲んでいた。

生ビールの追加を頼もうと、店主に告げるのだが、

「自分で入れて!」

と言われる。完全に従業員扱いだ。

仕方なく、ビールサーバーの前に行き、

自分でビールを入れた。

店主に、

「これとこれにも入れて!」

とジョッキを渡される。仕方ないので入れる。

そうこうしてるうちに、次から次へとお客さんが来て、

店はほぼ満員となった。

色んな席から一度に様々な注文が入り、

店主はてんやわんやしている。

ビールや料理の提供も遅れがちになり、

お客さんたちも少しイラついているのが分かった。

そしてそのうち、様々な席から

僕への不満が聞こえ始めた。

 

「あのバイト、どうして手伝わないの?」

「あいつ、いつまで休憩してるつもりなのかな?」

「マスターが忙しそうにしてるのに気付かないの?」

 

そんな言葉が、僕の耳に入ってくる。

まあ、店に入ってきた人に注文を聞き、

席に案内し、飲み物を運び、

ビールサーバーでビールを注いでいた僕は、

普通の客に見えるわけがない。

この状況がちょっと面白くなってきていた僕は、

さらに生ビールを飲む。もちろん自分で入れて。

 

しかし、時間が経つにつれて、

僕への批判はますます高まり、

 

「あのバイト、何様?」

「あんな働かないバイトを雇ったら、最悪だな」

「あれ、マスターの息子らしいよ。

 お父さんがあれだけ忙しそうなのに、

 よく無視して飲んでいられるね。」

「この状況を見て見ぬ振りできるなんて

 人間としておかしい」

「マスターが何も言わないなら、

 俺から文句言おうかな。殴ってやりたいよ。」

 

店内は僕へのヘイトスピーチ場となった。

はじめはこの状況を楽しんでいた僕だが、

さすがにもういたたまれない。

席を立ち、

「すいません、お愛想して下さい。」

店主にそう告げた。

店主は

「お兄ちゃん、ごめんね。

 飲みに来てくれてたのに手伝わせちゃって。」

と言った。

それを聞いた店内は少しざわつく。

そして、こんな声が聞こえた。

「まぎらわしい。なんなの、あいつ?」

 

おい!

勝手に間違えたんはお前らや!

 

 

今回捕獲した酒モン

・迷走タイプ

・レア度・・・☆☆☆☆☆

店番させるおっさん 前編

千葉の幕張メッセで仕事があり、

蘇我という街のホテルに

泊まることになった。

今回はこの蘇我で捕獲した

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

の話であり、はじめての前・後編に渡る

壮大な2部作である。

 

その日、17時に幕張メッセでの仕事が終わり、

18時前には蘇我駅に着いた。

ホテルに荷物を置いて、すぐに外出し、

飲み屋を探した。

見つけたその飲み屋は、

ビルに入っているテナントではなく、

一戸建ての居酒屋で、見るからに酒モンが

出現しそうな匂いがプンプンしていた。

おそるおそる店に入ると、

カウンターが20席、4人掛けのテーブル席が

5つくらいあるかなり大きな店だったが、

客はゼロ。店の奥を見ると、カウンターの椅子を

10個くらい引っ付けて作った簡易ベッドのような物に

誰かが寝ている。そこには店主と思しき人が

うつ伏せで寝ころんでいて、

ビールを飲みながら、焼きそばを食べていた。

すでに18時、表にのれんを出しているのに、

この有り様。ミシュランに18つ星を

もらえるくらいの名店の予感がする。

僕の姿を見つけた店主は、起きあがり、

いらっしゃいと言った。

カウンター席に座り、生ビールが出てきて

わずか30秒後、店主は口を開いた。

「お兄さん、この店は初めて?」

「はい。そうです。」

「ちょうどよかった。今からコンビニに

 公共料金を支払いに行くから、店番しといて。」

 

え? 

いや、初めてやし、信頼ないで。

何がちょうどええんかな?

そう思っていると、店主はさらに続ける。

「あと、そこの椅子を片付けて、

    お客さんが来たら、適当な席に座らせて、

    注文も聞いておいて。」

え?  片付けもせなアカンの?

唖然とする僕の目の前に

伝票とボールペンを置き、店主は出て行った。

初めて来た街の、初めて入った店で、

いきなり1人っきりになった。

なんやこれ、と思ったが、

これもいい経験か、と開き直り、ビールを飲む。

その瞬間、店の扉が開き、

男女2人組のお客さんが入ってきた。

このタイミングでお客さんが来るんかい!

と思ったが、仕方ないので、

「いらっしゃいませー」と元気に言い、

椅子を片付け、カウンター席に案内する。

「あれ?  マスターは?

    お兄さん、バイト?」

と聞かれるが、

説明するのも面倒くさいので、

ええまぁと答えて、注文を聞く。

その時、おっさん4人組のお客さんが

入ってきた。

なんでやねん!と思いながら、

「いらっしゃいませー」と笑顔で言い、

テーブル席に案内する。

「あれ?  マスターの息子さん?」

と聞かれるが、

説明するのも面倒くさいので、

いやまぁと答えて、注文を聞く。

その時、おっさんとおばはんの

4人組の混成軍が入ってくる。

こんな店がなんで流行るねん!と思いながら、

「いらっしゃいませー」と朗らかに言い、

テーブル席に案内する。

「え?  お兄さん誰?」

と聞かれるが、

説明するのも面倒くさいので、

はい、そんな感じですと的外れな答えをし、

注文を聞く。

 

店主はなかなか帰ってこない。

僕だけ生ビールを飲んでいるし、

みんながチラチラこっちを見るし、

飲み物くらい出さないとマズいな、

どうしようかな、

昔バイトでやったことあるから

生ビールとチューハイくらいなら

入れられるから、入れて出そうかな、

と焦りだした頃、店主は帰ってきた。

すぐにカウンターの内側に入った店主は

手際よくみんなの飲み物を用意し、

僕の方を見て、

「はい、これ奥のテーブル」と言った。

え?  出すのも俺?

と思ったが、気分はもう店員なので、

ニコニコ顔で「お待たせしましたー」と

飲み物を出す。

お客さん全員の飲み物が出て、

みんなが乾杯して、一段落ついた頃、

店主がこちらに来た。

店主は満面の笑みで、

「ありがとう、兄ちゃん。

 助かったよ。これ遠慮なく食べて。」

とお皿を持ってきた。

店主の笑顔で、

なんとなく救われた気持ちになった。

だが、店主から渡されたそのお皿を見て、

愕然とした。中身は焼きそばだった。

その焼きそばは、キャベツこそ皿の右側に

整然と並べられていたが、

麺は途中でかじられたように切れていて、

見るからに食べかけだった。

 

いや、これ、さっきマスターが

食べてたやつやん!

お礼が食べかけって!

キャベツだけ整えて、小賢しいわ!

 

でも、まぁ、食べたけど。

そして、美味かった。

 

後編に続く

上手いこと言うおっさん

九条(大阪市西区)に住んでいた時、

隣町の大正をよくパトロールしていた。

今回は大正の老舗居酒屋で見つけた

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

の話である。

 

その居酒屋はいつも超満員で、

入れない日もよくある人気店だ。

18時半を過ぎると、辺りのサラリーマンで

いっぱいになるので、

この店に行きたい時はいつも、

早めに仕事を切り上げて、

行くようにしていた。

昼から飲んでる日も多々あるのに、

早めに仕事を切り上げて、

も何もないねんけど。

それはいいとして、その日も

18時までには店に着き、飲み始めた。

そこにそのおっさんは現れ、僕の隣に座った。

ビールを頼んだおっさんに、店員が

「酒のあてはどうしますか?」と聞く。

おっさんはニヤニヤしながら、

「あてに聞いてるん?」と答える。

出た!

これは、酒場によく現れる、

上手いこと言おうとするおっさんだ!

必ず捕獲したい、と思った僕は、

積極的におっさんに話し掛けた。

ええ感じで、親しくなってきたその時、

3人組のサラリーマンがお店に入ってきた。

ただ、満席で座れず、

入口付近で待つことになった。

「あの人らは関西電力の人らや」

おっさんは僕に向かってそう言った。

「知り合いですか?」と

僕が尋ねると、

「まあな。もうこの店に20年は通ってるから、

    だいたいのお客さんは知ってるで」

とおっさんは胸を張った。

「あっちのテーブル席の人らは、

   大阪ガスの人や」

へぇ〜、よく知ってますね、と

感心した僕におっさんは言った。

「仕事帰りにガス抜きに来てはるんや。

 大阪ガスだけに。」

 

出た!

上手いこと言った!

 

その時、入口付近で待ってた

関西電力の人達が店の混雑状況を見て、

無理だと判断したのか、

「また来ます」と言って帰っていった。

それを見たおっさんはこう言った。

 

「しびれを切らして帰りよったな。

 関西電力だけに。」

 

出た!

上手いこと言った!

 

でもよく考えたら、

ガス抜きに来たら、ガス漏れてるし、

しびれてるということは、電気も漏れている。

アカンやん。

上手いこと言うおっさんは、

実はそんなに

上手いこと言えてなかった・・・。

 

今回捕獲した酒モン

・高揚タイプ

・レア度・・・☆☆☆☆

 

在庫整理のおばはん

今回、捕獲したのはメスの

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)、

しかも、店主である。

 

岐阜駅前にはいい飲み屋が

いっぱいあるのだが、

1軒目は餃子屋で飲み、

2軒目にその居酒屋に行った。

カウンターが7〜8席のその店に入った瞬間、

盛り上がっている2人の常連と思しき

おっさんと店主のおばはんの姿が目に入った。

カウンターの上には焼酎のボトルと

グラス・氷・水などが散在していた。

どう見てもおっさんのキープボトルを

3人で飲んでいる様子だった。

もちろん、店主がモンスター化する時の

定番である「まぁまぁ、マスターも」を

やっている。今回は店主が女性なので、

「まぁまぁ、ママさんも」か。

これはいい酒モンが捕獲できそうだ、

そう思った僕はカウンターに腰掛け、

ビールを頼んだ。

「お兄さん、お腹空いてる?」

おばはんこと、この店のママは、

僕に尋ねてきた。

正直、さっき生ビール3杯と

餃子2人前を食べてきていたので、

結構、お腹いっぱいだったのだが、

ここは成り行きに任せた方が

面白そうなので、

そうですね、と答えた。

すると、ママは、

「じゃあ、おすすめのおつまみを

    出すわね。」

と言って、調理場に消えた。

しばらくして、

「お待たせ」とお皿を持ってきた。

皿の上にはおそらく20数本は

あるであろう炒めた赤ウインナーが。

それはまるで、貯木場のようだった。

 

一人でこんなに赤ウインナー食えるか!

絶対に今日、賞味期限切れるやつやん!

確実に俺で在庫整理するつもりやん!

 

絶対に食えないと悟った僕は

すっかり出来上がっているおっさん2人に

「よかったら、食べませんか?」と

声を掛けた。

おっさんは

「いらん。俺らもさっき、

    一人20本くらい食べたから。」

と答えた。おっさんも被害者だった。

 

ママ、いや、おばはん!

赤ウインナー、仕入れ過ぎや!

 

今回捕獲した酒モン

・迷走タイプ

・レア度・・・☆☆☆☆

後輩のおっさん

これまでに数々の

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

を捕獲してきたが、

ほとんどが年上のおっさんだ。

たまにメスの個体もいるが、

それも年上のおばはんがほとんどだ。

しかし、本日紹介する酒モンは、

オスだが、珍しい年下の個体である。

 

その酒モンは、僕が会社勤めを

していた頃の後輩で、

週一くらいで、仕事帰りに飲んでいた。

本当の酒飲みは、

「お酒 9 対 つまみ 1」、

下手したら、「お酒 10 対 つまみ 0」

くらいの割合で飲むものだが、

この後輩はお酒が強くなく、

「お酒 2 対 つまみ 8」くらいの

飲み方をする子だった。

その日も南堀江(大阪市西区)にある

居酒屋で飲んでいたのだが、後輩は、

生ビール2杯で、かなり酔っ払っていた。

そして、いつもは色々なつまみを頼んで、

片っ端から食べるのだが、

この日は箸が進んでなかった。

それは僕も同じで、たくさん頼んだ

つまみにほとんど手をつけてなかった。

理由は味だ。

美味しくないわけではないのだが、

全ての料理が塩っぱかったのだ。

店の人の舌がおかしいのか、

焼鳥・フライドポテトなどの

上から塩を掛けるものはもちろん、

たこ酢やだし巻きなどまで、

全てが食べられないくらいに塩っぱい。

僕は早々に次の店に行こうと思い、

後輩を促した。

後輩も、分かりました、という感じで、

席を立ち、僕が勘定を済ませて、

店の外に出た。

次の店を探しながら、僕は

「今の店、アカンかったな」

と後輩に言うと、

「最悪でしたね」

と、酔っ払っている後輩も同意する。

「あれはアカンわ」

と、僕が続ける。

「気分悪いですよね」

後輩もさらに同意した、

のかと思ったその時、後輩はこう言った。

 

「僕、持ってくる時に

    “ おまっとさん ”  っていう店、

    大嫌いなんですよ!」

 

え?  そこ?

そこに怒ってたん?

味は?

 

その後、小腹が空いた僕たちは

ラーメン屋に行った。

ラーメンを出す時に

 “ おまっとさん ”  って言ってくれないか

期待したのだが、普通に

“ おまたせしました ” と言われた。

 

今回捕獲した酒モン

・誤解タイプ

・レア度・・・☆☆☆

途中をはしょるおっさん

今日は、飲む気がなかったのに、

不可抗力で飲んでしまって

酒モン(酒を飲んでて捕獲したモンスター)

になってしまったおっさんの話だ。

 

またまたホームグラウンドの

阪急 淡路駅近辺で飲んでいた。

いつもよく行くその店に入ると、

一人のおっさんが飲んでいた。

瓶ビールを何本か開け、

真っ赤な顔で大声で喋り、

かなりの上機嫌だった。

カウンターだけの小さな店なので、

僕は自然とおっさんの

近くに座ることになった。

僕が飲み始めてすぐくらいに、

おっさんは、僕に向かって、

唐突にこう言った。

「ビールメーカーももっと

    ちゃんとせなアカンよな?」

酔っているおっさんの話は、

途中をはしょり過ぎる傾向があるが、

今回のこの話も、一体なんのことか、

さっぱり分からない。

どういうことですか?と僕は尋ねた。

「分からんか?」

おっさんは充血した目で僕を見つめて言う。

ホンマのホンマに分からない。

分からないです、教えてください、

僕がそう告げると、

おっさんは語り出した。

 

おっさんは、家から車で、

この辺りに買い物に来たそうだ。

小腹が空いたので、某チェーン店で

食事をしたのだが、

その時にノンアルコールビールを頼んだ。

しかし、店員の間違いで、

出て来たのは普通のビールだったそうだ。

おっさんは全く気付かず、それを飲み、

あまりの美味さに感動したそうだ。

ついに、ノンアルコールで、

ここまでの味が出せたのか。

おっさんは感動し、

首の長い動物みたいな名前の

ビールメーカーにお礼の電話を

しようかとまで思ったそうだ。

しかし、数分後、

顔がだんだん火照ってきた。

おかしいなと思っていると、

店員が来て、間違って普通のビールを

持ってきてしまったと

言われたのだそうだ。

結果、おっさんは、車で帰れなくなり、

明日また車を取りに、

淡路まで来ないといけなくなった。

その面倒くささと、駐車場代が余計に

掛かることに腹が立ち、

この店でヤケ酒を飲んでいたそうだ。

それで、おっさん曰く、

 

「ビールメーカーが

    ノンアルコールビールを発売して

    何年も経つのに、いまだに

    普通のビールに比べたら

     全然美味しくない。

     ビールメーカーは、やる気あるんか?

     ちゃんとせえへんから、

     今日みたいなことが起こるんや」

 

いや、ビールメーカーは悪くないし!

さっきの店の店員の責任やし!

そもそも、普通のビールと

ノンアルコールビールと、

瓶を見て分からんのか!?

 

と思ったが、ここは何も言わず、

おっさんの愚痴に付き合うことにした。

 

首の長い動物みたいな名前の

ビールメーカーの方、

おっさんは、

美味しいノンアルコールビール

発売を首を長くして待ってますよ。

 

なんやこの終わり方。

 

今回捕獲した酒モン

・迷走タイプ

・レア度・・・☆☆